セフィラの民の青年。
誰よりも“練精術”の扱いに長け、“守り人”の役目を負っている。里の外への憧れを持ってはいたが、自身が受けた役割を理解し、自制する日々を送っている。
意外と世話焼きで、面倒みたがり、さらに頼みを断らないというお人好しな面が強く、若干貧乏くじを引きがち。だが、カムイ本人にはその意識は薄い。
状況の変化に対する勘は鋭いが、対人(特に恋愛関係)関係の勘は非常に鈍い。
セフィラの民の族長の娘である少女。“練精術”の腕前は里の中でトップクラス。
「緑の大樹“セフィロン”」からの啓示を受けることができる“星詠み”と呼ばれる存在。
自身の素質と役割を理解しており、自分の人生が己一人のものではないと受け入れてきた一方で、叶わぬ夢を抱き続けてもいる。とはいえ、自身の責務も含めて人生が幸せだと言い切る強さを持っている。
セフィラの民の里を警護する戦士団の長。里のことを大切に思っているが、それ以上に族長の娘であるマルタに愛情を捧げている。
場所柄から余所から来る者はあまりいないが、最初に会話を交わすようになるのは大体明るく気さくなイシド。
曲がったことや道理の通らない話を嫌い、面倒事があるとわかっていても首を突っ込んでいくタイプ。少年が夢見るようなかっこよさを好み、時にははしゃぎだす子供っぽい面も。